「乙葉〜っ!今日は入学式でしょう!?早く起きなさい。」 お母さんが私の部屋のドアを開けて、声を張り上げながらで起こしてきた。 そう、今日は4月8日。高校の入学式当日だ。 私…重本乙葉は、今日で高校生になる。 私はすぐに髪の毛を整え、チェックのスカートに、校章のついたブレザー…その真新しい制服に身を包んだ。 「あら〜似合うんじゃない?このネクタイはこうしてこうで…」 私は今までずっと高校生活に、すごく期待を膨らませていた。