「ジュンヤ、今の友達?」
「おう。中学んときのな」
「メッチャいい、クールで大人ぁ~」
はじまった。ヨシナはシータに対して好感触を持ったみたい。
「何高?」
「あのコ、野球なん?」
ポツリとケメも聞いてきた。二人ともシータに興味を持ちはじめたようだ。
それから、ヨシナとケメは、トウサ高校のグランドのフェンス越しにシータのピッチングを見に行くようになった。毎日学校帰りに。ふらりと。
そんなシータは人気者の自分のコトをどう思っているのだろうか。クールでいて、すげぇ不思議なアイツの気持ちは、オレには知る由もなかった。
「おう。中学んときのな」
「メッチャいい、クールで大人ぁ~」
はじまった。ヨシナはシータに対して好感触を持ったみたい。
「何高?」
「あのコ、野球なん?」
ポツリとケメも聞いてきた。二人ともシータに興味を持ちはじめたようだ。
それから、ヨシナとケメは、トウサ高校のグランドのフェンス越しにシータのピッチングを見に行くようになった。毎日学校帰りに。ふらりと。
そんなシータは人気者の自分のコトをどう思っているのだろうか。クールでいて、すげぇ不思議なアイツの気持ちは、オレには知る由もなかった。
