そして次の次の次の日。

「さーくら、明日遊ぼ?」

トテテ、と私の席に寄って来たのは、森見 千依子、通称ちい。
身長は150センチと小さめで可愛い。それに似合ったふわふわ茶髪ミディアム。
2年のとき同じクラスで仲良くなった。

「いーよ、どこいく?」

「服買いに行きたーい!」

「うん、じゃあそうし、」
「吉峰ちゃーん」

む、福城くんだ。

「ふっくーおはよ~」

「森見ちゃんおはよぉ」

「相変わらず遅いね、福城くん」

「えへへ~」