「…なぁに?」

ぶはぁー!可愛すぎ!
眠そうで目がトロンとしてる。
鼻血出そう…。

「え、え、あ、福城くんてよく髪型変わるよね。」

「ふはっどもりすぎだよぉ」

アハハ、と笑い声をあげる福城くん。
恥ずかしくて顔が赤くなってるのが自分でも分かる。

「はぁ~、面白かった~。髪ねー、ふっくーヘアモデルやってんのぉ~」

福城くんはみんなからふっくー、て呼ばれてて自分でもそう言ってる。

「なるほど~。福城くんかっこいいもんね。」

「そうでもないよ~」

とちょっと照れたのか顔を伏せてしまった。


福城くんとこんなに会話したの初めてだ。
なんだか嬉しかった。