「今日はたくさん泣いて、月曜笑って学校来ようね~」

「…うっ、う、ん」


とにかくさみしかった、福城くんが居なくて。
それだけで泣いちゃうなんて私どうしたんだろう…。


「女の子の素敵な悩みだよ、さくら。ふっくーがいないくてさみしかったんだよね、なんでだと思う?」

「…わかんない」

「ふふ、さくらはほんとにかわいいなぁ~。ふっくーには勿体ないな~」

「まぁ今日のところは帰ろっか~」

「…うん」

最後に訳が分からない言葉を残して千依子は立ち上がった。