『ふーちゃん
 お母さんは

 ふーちゃんが
 おいしいよって
 言ってくれるから

 がんばれるんだよ』


悲しそうなお母さんに、ふーのなみだが止まります。

お母さんが泣いているように見えたからです。


ズキンズキンとしんぞうがいたみます。

さっきまで からだはポッポと熱かったのですが、

今はヒヤっとこおりのようです。


そうです、冬のさむい日に水をかぶった時に似ています。

ふーはどうしていたいのか分かりません。