『それじゃあ ふーちゃんの おたんじょう日の 日にね』 お母さんは言いました。 やっぱりふーはほっぺをふくらませます。 キララちゃんのいえのハムスターみたいに、 めいっぱいふくらませました。 今すぐ、クルクルのかみのけになりたいのです。 ふーのお母さんったら、ちっとも分かってくれません。 どうしていつもお母さんは、悲しそうに笑うのでしょうか。 ふーには よく分かりません。