君の温もり~100%を目指して~

「…っ!なんであなたが…っ!」



「おーっと、
優香?俺の女に手出すなよ。」



「ひゃっ!」

急に現れたと思うと
いきなり抱きしめられた。




「お兄様!?」


「やっと仕事終わって
あゆはと会えると思ったら…。
いくら妹だと言え
俺の女には手出しさせねえよ」


「っ…、なんでよ。」


「なんだよ?」


「なんでっ!?ずるいよ…!
いつも家に帰れば馬鹿みたいに
『あゆは、あゆは』…
なんであたしじゃダメなの!?」