「お前だけに応援してもらいてぇから。俺、綾がスキだ。」

「…えぇ!?ウソ!?」

そう言うと奈津くんは顔を赤くして微笑んだ。

「惚れちまったんだもん。しょうがねぇだろ」

「あたしはもっと前から奈津くんに惚れてたよ」

すると2人は微笑みあった。

もう窓からコソコソ見てなくていいんだね。

あたしの恋はまだ始まったばかり。




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