その後
オレらは散々 麗夜に怒られた…


担任はオレを最初に見て「女じゃなかったけ??まいっか…東雲は俺が呼ぶまで待ってろ」


「…はい」


適当な担任で良かった
でもすっごく緊張する…麗夜のお陰で、俺と冷華は同じクラスだ


俺は、冷華を前にすると意地悪したくなってしまう…


これからは気を付けなきゃな、素直になろう!!


と、決意を決めた


「みんな!席に着けっ!!今日は転入生がいる、入りなさい」


ヤバイ…
緊張する…


ドキドキしながら教室に入って、
驚いた、クラスに居るほとんどが有名人だ…


一瞬、ボーッとしてしまったけど、急いで自己紹介をした


「初めまして!!
東雲 明日歌(シノノメ アスカ)
です!これからよろしくお願いします!!」


そして、
何より驚いた事…
あんなに可愛かった冷華が、すっごく地味になっていた事…


だけど…


「…もしかして…冷華?」

どんなに見た目が変わっても、どんなに周りに凄いヤツ等が居たとしても、直ぐに見つけたられる

「ねェ、冷華だよね??」


「…誰 アンタ?」


例え…
冷華が否定したとしても、冷華の周りに漂う独特なフインキ。意識していないのに、勝手に視線が引き付けられる…


「…ごめん!間違っちゃった見たい」


急に、冷華に意地悪したくなった


しないって決めたのに…

「とか言うと思った?冷華は甘いんだよ!俺が間違える訳ねェだろ れ い か♪」


思いっきし冷華の耳の近くで囁いたら、耳まで真っ赤にしていた