倒れた兄貴を見てるとふと凄い視線に気がついた。



「………なに?」


あたしが視線をたどるとクラスの奴からの視線だった。



「何物?」




何物?



いや人間だよ。



人間以外の何物でもないよ。



なんて心の中で思いながらあたしゎ自己紹介をした。


「あたし安城星華。こいつ…安城獣也の妹。」




あたしが自己紹介を終わらせると皆がびっくりした顔だった。



結構面白い。




あたしゎ笑うのを堪えながら獣也に言われた自分の席に座った。



…その時…



「いってぇーな!!」




「…あ?」



あたしの後ろの席の男達がいきなり怒鳴り声をあげた。



「やんのか?てめぇー。」


「上等じゃねーか!!」



結局喧嘩が始まった。



うるさい。




しかも絶対あたしに被害がくる!!




そう思いあたしゎおもいっきり机を蹴ってたった。



「てめぇーらさっ…【ブオンブオン】



校舎がおたもいっきり震えてる。



…なんだ?




「おい!あれDEVILだぜ?」