「何をなさっているんですか???」


 咲弥さんが懐中電灯で私たちを照らした。


 スタンドと懐中電灯のダブルの光は眩し過ぎる!!


 「さ、咲弥!!?な、何でお前が此処に居る?」


 「蓮さまの行動なんて…お見通しです」




 咲弥さんは私の体に乗り掛かった蓮さまのパジャマの首の後ろを持って引き摺り下ろす。

 「お前なあ!!?」

 蓮さまは床に胡坐をかいて、座り込む。


 「帰りますよ!!蓮さま」

 「……こいつは俺専用のメイドだろ?一回くらいいいじゃん~」