蓮と私は…もうすぐ結婚する。

 結婚までガマンするつもりで居た蓮。



 でも…今夜は止まらなかった。

 最上階のスイートルーム。

 私と蓮だけの場所。

 フカフカのダブルベットが心地いい。

 キスの角度を変えて、何度も蓮は私にキス。

 息が出来ず…声にはならない声が出る…。

 私の肌に触れる蓮の指先が…熱い。

 慣れた手つきで、私の体は…どんどん…火照ってゆく。


 「お前は白パンダだ…美紗緒」

 「!!?」

 「愛してる…」

 初めて…交わした肌は…痛みと甘みを私の体に残した。