「いつの間???」

 「お前にはデザインセンスがある…でも色彩感覚はない…けど美紗緒ちゃんにはある。
二人の合作…「レインボーパンダの名前はレイン君」」


 「俺と被ってないか??」

 「気のせいだ…気のせい」

 神は大笑いしながら、誤魔化す。



 俺のパンダの絵を美紗緒が彩る。



 俺の今行こうとする世界の色だ…。





 虹色の…明るくて温かい…世界…。