俺は一人で、地下のワイン倉庫から持ち出したワインボトルを開け、一人で飲んでいた。

 
 珍しく…俺の部屋の誰かがノックする。


 「誰だ?」


 「咲弥だ」


 「咲弥?」


 珍しい客人。


 俺は扉を開けて、咲弥を部屋の中に招き入れた。


 「どうした?珍しいな~」


 「…神…地下のワイン倉庫から…一つボトルを拝借したが、飲むか?」


 「咲弥お前もか??」


 「神もか?」


 二人で苦笑い。



 咲弥と二人で真夜中の晩酌を楽しむ。