いつもの朝。

 食間には俺の食事が用意されていた。


 美紗緒は無言で俺の後ろに控える。


 俺も無言。

 俺の脳裏には昨日の事が引っかかる。


 たぶん…俺が…悪いんだとは思っていた。


 でも…俺は…美紗緒に謝ることが出来ない。


 俺は主で…美紗緒がメイド…。



 主従かんけーが俺の本音を消そうとする。



 たかがメイド…されどメイドだか…。


 でも…俺はマジで……美紗緒をスキなっていた。


 それが眠れなかった…理由。



 俺は美紗緒に嫌われたくない!!!


 俺の心臓が…ギュッとわし掴みされたように痛む。


 すげぇ~マジだ……ヤバイくらいに><