白黒プリンスと囚われのメイドさま


 私は1階の倉庫から脚立と電球を持って部屋に戻る。

 「大丈夫か?お前」


 脚立を立てて、私は電球を持って脚立を上がる。

 「大丈夫です」

 「……」

  脚立の一番上に上がり、シャンデリアに大きく手を伸ばした。



  でも後数センチ…切れた電球に手が届かない!!?


  私は懸命に手を伸ばす。


  グラッ


  私は体のバランスを崩し、脚立から落ちた。


 「!!!?」

 
 でも痛くない!!?

 私の目の前には…蓮さまの顔…。