「……中学時代の同級生です…でも…もう2年…会ってませんが…」


 「ふうん~」


 蓮さまは一発で納得してくれた。

 
 「……」

 なんだろう!?この罪悪感。

 蓮さまはソファーを立って、う~んと背伸びをする。


 背中の広く、長身の蓮さま。


 私の鼓動が高まる。


 トクトクと心臓の音は早鐘のように打つ。



 「……私…トイレに行ってきます!!」

 ソファーを立って、部屋の外に飛び出した。





 私…もしかして…… 蓮さまのことを…!!?