それから、その日の夜樹に電話をかけた
運良く一度目で繋がって、今迄隠していた、アルバイトを始めたことを素直に話した
『なんで、バイト始めたんならそうと普通に言ってくれなかったわけ?
別に俺反対したりもしないし、里菜が頑張ってるなら応援したいんだけど』
少し怒ったような、悲しいような声でそう言われて、やっぱり樹に嫌な思いさせてしまっていたんだって、改めてバイトを隠していたことを反省した
『樹がいつも勉強と部活頑張ってるから、私も何か頑張りたいと思ったの
バイトしてお金もできたら樹にも会いにいけるし。。
サプライズで会いに行ったら樹喜ぶかなって思って秘密にしてたの
けど、それが結果的に樹に嫌な思いさせてしまって、本当にごめんね』
今の気持ちを正直に伝えた


