俺の中の里菜の存在がいつも俺に力をくれてるはずなのに 今日は俺の力を奪っていくばかり 大切な存在ってさ いい方にも悪い方にも簡単にコントロールされるよな 悪い方だけ割り切れたらどんなに楽だろうな そんなの無理だってわかってるけどさ そんな簡単な気持ちじゃなくて やっぱりいつもどこかでつながっていたい そんなもどかしすぎるこの気持ちは一体どうしたらいいんだ? 気づいたらグラウンドには 大の字に横たわった抜け殻の俺と それを見守る哀しい瞳をする満月だけだった