遠距離恋愛



「ん?

何見てるの?」


横から顔を出す樹



「何でもないよ!!

樹早く次行こうっ」


私は樹の腕をつかんで歩きだした


「え?

里菜何か見てたんじゃないのか?」


「いーから!!

次行くよー」




さっきの指輪もかわいかったけど
やっぱりはめるなら樹からもらった指輪がいいなぁ
なんて


そんな思いが強いから
今は我慢することにしたんだ



やっぱり好きな人から指輪をもらうって憧れだから



いつか...
いつか樹からもらえたらいいな