「里菜明日も時間とれる? 俺明日の夜のバスで帰らないといけないんだ」 「あ……そっか うん! 明日大丈夫だよ」 当たり前だけど樹は東京に帰らないといけなくて また離れ離れになるんだよね…… わかってはいたけど樹の言葉で改めて実感して 少し寂しくなってしまった そんな私に気づいたのか樹は私の頭をなでて 「明日は里菜の好きな所行こうな ちゃんと考えておけよ?」 優しい笑顔で言ってくれた 樹……… 離れたくないよ