手を繋いで樹と二人 高校時代慣れ親しんだ街を歩く 隣に樹がいることでくすんで見えてしょうがなかった街の景色が 色鮮やかにいきいきして見える 「なんか懐かしいなぁ.... よく二人で通ったよな」 「そうだね 帰り道ここ通って何かしら食べてた気がする(笑)」 「確かに!! まだ夏なのになぁー こんなに懐かしく感じるんだな」 まだ7月かぁ.... けど樹と離れてからは1日がすごく長かったよ もっと早く時間が過ぎればいいのにって そんなこと私思ってたんだもん