「里菜にこんな苦しそうな顔ばっかりさせて 泣かせてる奴のことなんて俺はぜってー認めねーから!!」 何言ってるの朝? 「俺だったら里菜のこと大事にしてやる いつだって側にいてどんな時も笑顔にしてやる 俺は―…… 好きな奴にこんな顔させない」 携帯電話を片手に持ちながら 朝は私の顔をしっかり見てそう言ったんだ……