「あんたさ、里菜のことちゃんと考えてやってるのかよ? 離れてることを言い訳に何もしてやってないんじゃないのか? あんたが知らない間に 里菜がどれだけあんたのことで悩んでるか知ってるのか? 陰でいっぱい悩んで 一人で泣いてるの知ってるのかよ!?」 なんで.... なんで朝がそんなこと言うのよ 「朝....やめて....」 いろんな感情が一気に襲ってきて私の瞳には涙がたまり そして溢れた 「俺は―…… あんたのこと里菜の彼氏だって認めないからな」 朝?