リリンと鳴った音が、
元気いっぱい走ってく。
「高いところ‥高いところ‥」
少し立ち止まって、キョロキョロとしていた時だった。
「お前さん、お前さん」
微かに聞こえた、ぼくを呼ぶ声。
「こっちだよ、お前さん」
声のした方へ歩いて行くと、緑色の何かがコロンと転がっていた。
「よく来てくれたの。悪いが、ひっくり返してくれんかね?」
ぼくは頭にハテナを浮かべながら、その緑色をコロンと転がした。
すると、
「ふわぁー。助かったわぃ‥」
その緑色から、手足と頭が出てきた。びっくりした。
「ふむ。お前さんとは初めましてじゃの?」
「あ、はい」
「ありがとうよ。心優しいお前さん」
しわくちゃの顔に、ヒビの入った背中。
不思議なおばあさんだ。
「お前さん、何を探してるんだい?」
「えと‥ぼくは、1番高いところを探してるんです」
そう言うとおばあさんは、のっそりと身体の向きを変えて‥
「じぃさん!じぃさんやっ!!」
そう大声をだした。
「なんじゃい、ばぁさん」
現れたのは、おばあさんよりもしわくちゃな、おじいさんだった。
のっそりのっそりと、ゆっくり歩いてくるそのおじいさんの背中は、おばあさんのよりも、綺麗に八角に割れている。
「この子が、1番高いところを探してるんだってさぁ」
「そりゃおめぇ、あそこしか無かんべぇ?」
「やっぱり、そうかね?」
「1番高いところを、知ってるの!?」
ぼくは、すごくワクワクした。
「おぅともよ。まず、この橙色の方向に歩いて行きんしゃい」
「そんでな、木がいっぱいあるところに出るけぇ、」
「そん中でも、白く光る木のてっぺんこそが1番高いところじゃ」
白く光る、木‥?
「お前さん、木登りは得意かゃ?」
「うんっ」
ぼくは、おじいさんとおばあさんに“ありがとう”って言って、また歩きだした。
元気いっぱい走ってく。
「高いところ‥高いところ‥」
少し立ち止まって、キョロキョロとしていた時だった。
「お前さん、お前さん」
微かに聞こえた、ぼくを呼ぶ声。
「こっちだよ、お前さん」
声のした方へ歩いて行くと、緑色の何かがコロンと転がっていた。
「よく来てくれたの。悪いが、ひっくり返してくれんかね?」
ぼくは頭にハテナを浮かべながら、その緑色をコロンと転がした。
すると、
「ふわぁー。助かったわぃ‥」
その緑色から、手足と頭が出てきた。びっくりした。
「ふむ。お前さんとは初めましてじゃの?」
「あ、はい」
「ありがとうよ。心優しいお前さん」
しわくちゃの顔に、ヒビの入った背中。
不思議なおばあさんだ。
「お前さん、何を探してるんだい?」
「えと‥ぼくは、1番高いところを探してるんです」
そう言うとおばあさんは、のっそりと身体の向きを変えて‥
「じぃさん!じぃさんやっ!!」
そう大声をだした。
「なんじゃい、ばぁさん」
現れたのは、おばあさんよりもしわくちゃな、おじいさんだった。
のっそりのっそりと、ゆっくり歩いてくるそのおじいさんの背中は、おばあさんのよりも、綺麗に八角に割れている。
「この子が、1番高いところを探してるんだってさぁ」
「そりゃおめぇ、あそこしか無かんべぇ?」
「やっぱり、そうかね?」
「1番高いところを、知ってるの!?」
ぼくは、すごくワクワクした。
「おぅともよ。まず、この橙色の方向に歩いて行きんしゃい」
「そんでな、木がいっぱいあるところに出るけぇ、」
「そん中でも、白く光る木のてっぺんこそが1番高いところじゃ」
白く光る、木‥?
「お前さん、木登りは得意かゃ?」
「うんっ」
ぼくは、おじいさんとおばあさんに“ありがとう”って言って、また歩きだした。

