♪
まんまるくんっ
まんまるくんっ
きーみはどうして
おっきいの~
まんまるくんっ
まんまるくんっ
大きなお空で
ぽーよぽよ~
♪
「ふぅ。そろそろ行くかな」
黒い集団が一斉に夜を告げ始め、よそ行き用のおめかしをした橙色の空を飛んでいく。
「うふふふ」
とことこと歩いていった。初めて出逢った時と同じ、橙色の一本道を。
そして空が紺色になった時、着いたんだ。高い木がたくさんあるところに。
「おぉー」
高い高い木は、今日はちゃんと白く光っていた。
「もう来てるんだねっ」
ひょいっひょいっと足取り軽やかに登ってく。
ウキウキワクワクが止まらなくって、顔がとろけてしまいそうだ。
「まんまるくーん♪」
てっぺんに着くと同時に
まんまるくんを呼んだ。
てっぺんに着くと同時に
上を見たんだ。
するとーー‥
「ーー‥っ!!」
ぼくは声が出なくなった。
なんで?
どうして‥?
さわさわとした風の音がスルリと抜けて、
キラキラとしたきみの光が、ぼくのココロをぎゅぅっと掴んだ。
「どうして‥?」
まんまるくんっ
まんまるくんっ
きーみはどうして
おっきいの~
まんまるくんっ
まんまるくんっ
大きなお空で
ぽーよぽよ~
♪
「ふぅ。そろそろ行くかな」
黒い集団が一斉に夜を告げ始め、よそ行き用のおめかしをした橙色の空を飛んでいく。
「うふふふ」
とことこと歩いていった。初めて出逢った時と同じ、橙色の一本道を。
そして空が紺色になった時、着いたんだ。高い木がたくさんあるところに。
「おぉー」
高い高い木は、今日はちゃんと白く光っていた。
「もう来てるんだねっ」
ひょいっひょいっと足取り軽やかに登ってく。
ウキウキワクワクが止まらなくって、顔がとろけてしまいそうだ。
「まんまるくーん♪」
てっぺんに着くと同時に
まんまるくんを呼んだ。
てっぺんに着くと同時に
上を見たんだ。
するとーー‥
「ーー‥っ!!」
ぼくは声が出なくなった。
なんで?
どうして‥?
さわさわとした風の音がスルリと抜けて、
キラキラとしたきみの光が、ぼくのココロをぎゅぅっと掴んだ。
「どうして‥?」