「美咲ぁ~~~」


自由時間になって高速に美咲の元へ。


美咲は見兼ねたようにうちを見た。


「最悪だね、由菜ちゃん」


「殴りたい。渋川」


「なっなんかされたの!?渋川に!あんのやろー
うちの由菜ちゃんに手ェ出したら許さねぇ」


勝手に解釈しちゃった美咲は殺気を体中から発した。



「そんなんじゃないけど嫌だから...」


「男嫌いだもんね~由菜ちゃん」


「うぃ...」



はわぁ、と絶望感に浸っていたら5時間目が始まった。