鬼守の巫女


……83点なんて……中学に入ってから一度だって取った事ない。

ガックリと肩を落とし、机に突っ伏したまま名前を呼ばれるのを待つ。

しかし一向に私の名前は呼ばれなかった。

そしてついに魏戎の手に、一枚の答案用紙が残る。

魏戎はそれを勿体ぶる様にヒラヒラと揺らして見せると、ニヤリと不快な笑みを浮かべた。

「このクラスの平均点を著しく下げる奴が居る様だ。……実に困ったものだな」

そう言って魏戎は答案用紙を手にしたまま……真っ直ぐに私の席へと向かって来る。