「別に謝んなくていいよ。朝飯出来てるけど、食べるだろ?昨日何も食べてないから腹減ってんじゃないかと思って」 ……確かにお腹が減っていた。 ……ってか、もうペコペコ。 急に空腹を思い出したその瞬間、《ギュルルルル~》とあり得ない音が辺りに響き渡った。 そして辺りがシンと静まり返る。