「お前がこの未来を選ぶと言うのなら……私は誓おう。私は決してお前を裏切らない。誰よりもお前を愛し、お前と共に生きよう。……死が二人を分かつその時まで」 朧源はとても真剣な顔をしてそう言うと、そっと私の手に触れた。 「私を選べ……凪。私を……信じてくれ」 朧源のその言葉と共に、そっと……剣を握らされる。 その剣の感触を確かめる様にそれを強く握り締める。