「もう!遅いのよ!!トロトロしてるから当主達集まって来ちゃったじゃない!!」 魅麗は苛立ったようにそう叫ぶと、疲れているのか扉に背を付けたままズルズルと地面に座り込んでしまった。 「他の奴等はほとんど倒したけど、これ以上はキツイ」 魅麗はゼイゼイと肩で息をしたまま、大きな溜息を吐いた。 「こいつらも仲間?」 火伏さんが私の耳元でそう問い掛ける。 「う、うん。こっちが瑠愧で、こっちの女の子が魅麗」 「ふ~ん」 火伏さんの問いに小さく頷いて答えると、火伏さんは瑠愧と魅麗を見つめる。