「私は絶対に諦めたりしない!!二人を絶対に助けて見せる!!」 力を振り絞りそう叫ぶと、私の頬をボロボロと涙が伝って行った。 「本当にこのままでいいの!?自分自身で何一つ決められらない、誰かに決められた人生なんか送って満足なの!?そんなのって本当に生きてるって言えるの!?」 流れる涙も無視して声を荒げると、後ろからクスクスと笑い声が聞こえた。