それから暫く車は走り続けると、大きなビルの地下駐車場へと入って行く。 街の明かりから隔絶された薄暗い地下へと車が潜って行くと、警備員らしい男に誘導されながら車が止まった。 その次の瞬間、扉が開かれ黒服の男達がゾロゾロと車から降りる。 「鬼守の巫女。降りてください」 黒服の男が初めて言葉を放ち、私に車から降りる様に促す。 それに従う様に大人しく車から降りると、目の前の男達の姿を捉えた。