あれから教室に入って来た先生が私についての軽い説明をした。 《彼女は七宮凪さんです。皆さんも知っての通り、彼女は鬼守の巫女様です。失礼のない様に仲良くしてください》 そんな簡潔な紹介に、生徒達はコクコクと頷いて返すと、そのままなんて事のない普通のホームルームが始まった。 先生が出席を取りそれに生徒が答えると、そのまま数学の授業が始まってしまった。