SummerLove




『和真、なんだょ俺にも相談しろょな』



『青翔…』



『和真…恋々愛ちゃんとこいくぞっ』



『…おぉ…』


あたしも走ってついていった







恋々愛の家





『恋々愛…ごめん』



『は?何?
急に家まできて、いまさら謝る気?』



恋々愛は相当な怒りだった


『恋々愛…かちがうの』



『すいかまで?なにがちがうの?』

そりゃ

あたしにも怒ってるよね


自分の彼氏が親友に

告ったのまぢかで

みてるもんね……


でも

理由があるんだよ


聞いてあげて



『恋々愛…』


和真くんは

理由をはなしはじめた