マサが、会議を締めた。
「 各自、他校の動きを見張れ。 幹部や、リーダーの交代があった時は、最優先で確認しろ。仙道寺とのつながりを、特に洗え。 いいな・・・? 姉御・・・ 最後に一言、お願いします 」
特に、ありません。 みなさん、交通ルールをまもりましょう!
・・・フッ飛ばされるかもしれんな、こんなコト言ったら・・・
僕は、立ち上がると言った。
「 私を護衛してくれるのは、感謝する。 だが、皆、大切な部員だ。 各自、身の安全を守るように・・・! 特に、女子は、必ず男子部員と行動をとれ。 こんな状態を、いつまでも続かせはしない。 仙道寺とは、いずれ決着を着ける。 必ず、だ・・・! 」
皆、信頼の眼差しを、僕に向けている。
ああ、ごめんなさい・・・! 僕、大風呂敷を広げてしまいました。
収集は、元に戻った星野ちゃんが着けて下さるから。 ねっ?