「あっ、管理人さんに、挨拶…」
まだ一回もしてなかったや。
さっきいったはいったけど、居なかったんだよね、
もう帰ってきてるかな?
部屋を出て、エレベーターで一階へと下りる。
ドアが開き、黒を風潮とした今年風のデザインの
広間。
その右側に、管理人室。
「すいませんー?だれかいますか?」
“コンコン”と二三回たたくと、
女の人が出てきた。
「あっ新しく引っ越してきた子?!
ああーん、めっちゃ可愛いねっ!!」
その人は30代手前のいたってキレイな人だった。
まぁ怖い人ではないかな…?
「あの、管理人さんですか?あたし、泉水千明って…」
「…聞いてるわ~、よろしくね?千明ちゃん♪」
やさしくていいひとそうだな、
よかったよ~此処のマンションにして、
「あたし平井美保。美保さんって呼ばれてるから、そう呼んで?」
「あ、はい!分かりました!これからよろしくお願いします」
「よろしくね?千明ちゃんっ」
美保さんはマンションの管理人をしながら、
お店もやってるそうで。
そのお店って何なのか、聞いてみると
「おしえな~い!」
だってさ、
おい。そこは教えてよ?美保さん!
「あっ次は隣の人に挨拶…」
まだまだあたしは休めない…