ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~

【makoto※side】



「やっと邪魔者がいなくなったー」



隣で七海がため息をついた。



「あのさ、オレと稀衣ちゃんは付き合ってるんだから、邪魔者はお前だぞ!」



最近は、あまりオレの後をついてこないから、ほっとしてたんだ。



オレだって、いつまでも面倒を見るわけにはいかないから。



嫌いとか、うっとうしいとか、そんなんじゃない。



昔っから知ってるし、本当の妹みたいで可愛いとこもあるし、憎めない。



「なんで?あたしはマコちゃんと帰りたいんだもん」



そんで、昔っから少しわがまま。



一人娘で、大切に育てられすぎたせいなのか、なんなのか。



「分かった、帰ろ!」



気を使うってことを、知らない。(←お前が言うか)



「うんっ!」



とりあえずオレは、七海が笑ってると嬉しい。



この屈託のない笑顔に弱いんだ。



ま、稀衣ちゃんの笑顔には、到底敵わないけど。