ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~

【makoto※side】



「純ちゃん遅ー…」



みんなお昼ご飯を食べに行ってしまって、浮輪やボートを借りる人も少なくなった。



純ちゃんはというと、



『鮎沢ちゃんの様子見てくるついでに、かき氷持ってきてやるよ』



とか言って走ってったきり、帰ってこない。



まさかあのまま、ナンパに行ってたりしてー。



あーもー。



かき氷食べたいじゃんか。



「…あ、イチゴって言うの忘れた」



オレは砂の上に座り込んで、ボーッと水平線の方を眺めていた。



真夏の太陽が照り返していて、目を細めた。



「マナブっっ!!」



女の人の叫び声にハッとして、周りを見渡す。