【makoto※side】
「みんなプリントに、英語で自分の名前書いてみて~」
3時間目、英語。
「せんせー、“じゅ”ってどうだっけ?」
「“じゅ”はJUでいいわよ」
オレは、Y、O、K、O、I…これで横井だから…
「なー横井、お前の名前って、漢字で“一”って書くんだよな?」
「ウン」
隣の席の原田が、オレに話し掛ける。
「だったらさ、ONEでいーじゃん」
「え、なんで?」
「イチなんだから、英語でワンじゃん?」
「…えーヤだよ。ダッサイ」
「それいーじゃん!お前犬みたいだし、ピッタリじゃん?」
「ちょ、純ちゃん!」
オレと原田の会話に、なぜか純ちゃんまで割って入ってきた。
「みんなプリントに、英語で自分の名前書いてみて~」
3時間目、英語。
「せんせー、“じゅ”ってどうだっけ?」
「“じゅ”はJUでいいわよ」
オレは、Y、O、K、O、I…これで横井だから…
「なー横井、お前の名前って、漢字で“一”って書くんだよな?」
「ウン」
隣の席の原田が、オレに話し掛ける。
「だったらさ、ONEでいーじゃん」
「え、なんで?」
「イチなんだから、英語でワンじゃん?」
「…えーヤだよ。ダッサイ」
「それいーじゃん!お前犬みたいだし、ピッタリじゃん?」
「ちょ、純ちゃん!」
オレと原田の会話に、なぜか純ちゃんまで割って入ってきた。

