「…そーなの?」

「…ウン」



ワンはあたしから視線をそらして小さく頷いた。



「2月22日だったんだ?」

「そーそー。名前が一なんだから、1月11日以外に生をうけるなよ」

「なんでだよ?!」

「ワン、せっかくだから、鮎沢ちゃんに何か頼めば?してほしい事とか物とかさ」



?!



「そうそう、普段なかなか出来ないような事をだな」



な、どんな展開だよ?!



「そーだな、もうヤらせてもらえ!」

「アホか(恥)!!」

「いいじゃない、いい機会だしさ」

「どうせまだだし?」

「ほっとけ(涙)!!」



どうせまだですけど、それがなにか?!



「んでマコ、なんにす…」

「オレ、稀衣ちゃんがほしい!」



?!