(※翌日の教室にて。)



「あ…鮎沢さんっ。いままで本当にごめんなさい!」

「あ…うん」

「次近づいたら、跳び蹴りじゃすまないかんな!」

「わ、分かってるよ横井君…!」

「なんだよマコ、跳び蹴りしたのか?」

「どこまで身軽だよ」

「だって、図書委員長が稀衣ちゃんと近かったから…」

「愛されてるわね~鮎沢ちゃん!ヒュ~!」

「は?!」

「そんなの当たり前じゃん!!」(←真面目)

「そこは真面目になんなくていい(恥)!!」

「痛っ!」

「いいじゃないの~♪」

「(アンタらが面白いだけだろ!)」

「…あれ、今日何日?」

「23日だけど…どうしたの佐倉」

「おいマコ、お前昨日誕生日じゃん!」

「…え」



た、誕生日…?!