“―――ぐいっ”
「待って純ちゃん、オレが…」
「うわっ、危ねっ!」
え??
“―――ガターン”
振り向いた瞬間、オレの座っていた机が大きな音をたてて倒れた。
中身までもが、バラバラに机から出てしまっている。
焦りすぎたっ!
「…おい、これ見ろよっ!」
「きゃっ!なによこれ?!」
珍しく焦った純ちゃんの声と、橋野の叫び声に、何事かとばらまかれた机の中身に目をやる。
「これ写真?!」
思いがけないモノに息を呑む。
「カメラ目線は1つもない…となるとこれは」
純ちゃんはその中の1枚を拾い上げ、ばらまかれた写真と交互に見る。
「隠し撮り、だな」
竜の言葉に、背筋がゾッとした。

