「んー!今日も頑張った~」
「あー俺、今日もモテまくった~」
「純平、お前愛想のいい係員がいるって噂になってたぞ」
「あ、それお店に来てた娘達も言ってた~」
「何しに来てんだか」
「バーカ、サービスだよサービス!」
「もう一生会わないでしょ」
「だからだよ、忘れられないよーに」
相変わらずの会話を、あたしは黙って聞きながら部屋までの道を歩いていた。
今日はすぐ、お風呂に行こう。
疲れたし、温まりたい。
そう思い、部屋につくとお風呂の用意をする。
「あたし、先にお風呂行ってくるから」
「はいよ~」
茜の返事を聞き、部屋を出た。
静かな廊下はひんやりしていて、部屋との温度差があった。

