“お迎え”の意味が分からず、先に行ってしまった純ちゃんの後を追おうとしたら、
「おはよ~、スノボーイ!」
という声と共に、背中をバンっと叩かれた。
す、スノボーイ…?
「今日も教えてくれるんでしょ?」
振り返ると昨日の大学生達だった。
「あ、オハヨーゴザイマス」
“お迎え”ってこのことか。
「ねぇ、名前何て言うの?」
「あ…横井、まこと」
「まこと君って言うんだぁ」
「背低くて可愛いよね~」
「弟みたーい」
「いや、全然対象内でしょ」
「まこと君、彼女いるっつーの」
いろんなことを言われているけれど、今は正直耳に入ってこない。

