ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~

【makoto※side】



「マコ~行くぞ~」

「うん」



今日もまた始まった。



雪の家のアルバイト2日目。



仕事内容は昨日と変わらない。



周りに注意しながらだけど、スノボが出来るんだから、最高のバイトだとオレは思う。



だけど、やっぱり笑顔が見れなくて。



しまいには気まずくなってしまって。



最悪だ。



稀衣ちゃんは、楽しくないのかな?



「マーコ!」

「イダっ!」



純ちゃんは、いきなり背後からオレの頭にあごをのせる。



「お前らなに、またケンカ?(クリスマスにケンカしたばっかだろ)」

「…別に」

「俺様をごまかそうたって、無駄だぞ?」



なんで純ちゃん鋭いんだよ、もー!!