イケメン×6+私!?




「あのー…」

「んあ?」


鋭い奏の眼光が私に向けられる。
背筋が思わず伸びた。
なんつー威圧感。



「今日はもう帰らせていただきたいのですがー…」




―バッ

皆が一斉に私を見る。

何、何、私なんか変なこと言った?



「理由は?」

「タ、タイムセールが…」



「「「「「「タイムセールゥゥゥウ!?!?」」」」」」





何、何なのさ。
何でそんな驚くのさ!



「タイムセールって何?」

「さぁ…知りませんね。」

「なんかのお菓子かなぁ」


なんて会話が飛び交う。


え、この人達、タイムセール知らないの?

皆お坊ちゃんだったの?


次々に私の頭にハテナマークが浮かぶ。