遙さんが、雑誌から顔を上げあたしのほうを見る。
「うん、本当だけど」
「じゃ、行こう!」
「へ?」
何処に?って聞こうとしたら、遙さんに腕をつかまれ連れて行かれた。
そして…
「ついた」
校庭にあるバスケットゴールの前でピタッと止まった。
え、何?
もしかしてこれからバスケするの?
「あの…これから何を?」
「ん?バスケ。俺と対決しよ」
……はい?
対決?
バスケで?
…無理無理無理無理。
負け確実じゃん!
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