アイツに恋愛中!?

あたしは龍太の所まで走って抱きついた。



「沙希!?どうした?」


「龍太。助けて。怖い。抱き締めて。」



あたしがそう言うと龍太は優しく抱き締めてくれた。



あの人は誰?
向こうはあたしを知ってる。
ってことはあたしも知ってるはずだよね。